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2023-1217号 エンジンルームのチェックのお話

 

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ボズレター2023-1217号 BOZZ LETTER Ver. 2023-1217
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2023年12月17日号
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皆さん、こんばんは。

数日前、アムクレイドでの会議があり、東京駅の近くに出向いたのですが…すっかりそんなことは頭から抜け落ちていたものの…街はクリスマス一色でした。華やかなイルミネーションを見ながらしばし呆然と立ち尽くしてしまいました。クリスマスって何? おいしいの? って、普通は楽しかったり美味しかったりするんだろうなぁ…今年のクリスマスイブは日曜日。ボズスピードはバリバリに営業中です!! 

じわじわと年の瀬が近づいてきましたが…ボズの駐車場も少しずつ台数が減ってきました。今年は裏の駐車場で年越しをする車両が無いといいな…物理的に不可能な車両以外は全て出す気で動いております。つまらないミスをしないように注意をしなければなりませんね。うちにクルマを預けてる皆さん、あと少しだけ待ってくださいね。

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◎エンジンルームのチェックのお話
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さて、今回のお題ですが、少し基本に立ち返りたいと思います。何の話かというと…まずはエンジンルームのチェックのお話です。日常のメンテナンスとして、久田はよくタイヤの空気圧のチェックをしましょう。エンジンオイルの量のチェックをしましょう…という話をしますが、ボンネットを開けたときに、もう少しだけ突っ込んだチェックをしてみてはいかがでしょうか? という提案です。

まず、ボンネットを開けてエンジンルームを覗き込んで見ると…メカに詳しい方ならともかく、何が何やら、ごちゃごちゃしててよーわからん…と感じてしまうかもしれません。当然のことですね。久田がガキの頃のクルマはもう少しわかりやすかったのですけどねえ…
「エンジンのことも分からないでクルマに乗っているのか!」とか無茶なことを言う人がいるかも知れませんが、全く気にする必要はないです。そんなエラソーな事を言う人に限って、実際はダメダメだったりするのですから。出来ることだけをやってみましょう。
あ、そうだ。もう時効だと思うので書いていいかな…自称か他称かわかりませんが、メカに強いカメラマン…なるひとがネットで整備、それもタイヤ交換の記事を書いていましたが、寝かせたホイールの上に工具を載せてる写真を撮っちゃうのはまずいっしょ…メカニックとしても、カメラマンとしてもダメだと思いますよ? そんな人の書いた記事を信じろ言われてもなぁ…まぁ、その記事を編集した人間が突っ込まないのが一番悪いですけどね!! 俺なんかなぁ…N山にどんだけ怒られながらこのメルマガ書いてると思ってんのよ…怖いんですよ、彼。酒飲んでりゃ単なる酔っぱらいオヤジなんだけど、仕事してるときはマジだからなぁ…ともあれ、久田もN山にも、読者様にも怒られないように気をつけます。

さて、話を戻します。ボンネットを開けて、エンジンルームをじっくり見てみましょう。うーん、ホコリだらけできたねーな…と思ったなら、軽く掃除をしてみるのもいいですね。エンジンルームをきれいにするのは、エンジンの寿命を伸ばすことすらある大切な作業なのです。
え? なんで掃除すると寿命が伸びんだよ! テキトーこいてんじゃねえぞ? とか思う人も多数いらっしゃると思いますが…えとね、きれいなエンジンって、また見たくなるじゃないですか。“俺のエンジンかっこいいぜぇ!” とか思い始めると、ちょくちょくエンジンルーム覗きたくなるじゃないですか。はい、あってはいけない油漏れとか、水漏れとか、変な匂いに気づくかもしれませんね。ほら、トラブル未然に回避できる可能性高まるじゃないですか。だから掃除は無駄ではないのです。

さて、それでは実際に簡単なチェックをやってみましょう。

まず、一番はじめに行ってほしいのはエンジンオイルの量のチェックです。ウエスを用意して…、ぼろきれです。あまりケバケバしていないものなら何でもいいです。着古したコットンのTシャツの切れっ端とかいいですね。色はなるべくなら白が良いと思います。オイルの色も見やすくなりますし、ウエスそのものの汚れもわかりやすいです。久田はいつも黒いTシャツを着ていることが多いのですが、古くなってくるとハサミでジョキジョキ切ってウエスにしますが…黒いウエスってさ、どこまで汚れてるか分かりにくくて怖いのよ…これがもし、黒でなくて白いウエスだったら…あまりの汚れに触りたくないレベルまで行ってるかもしれないじゃないですか…まぁ、もったいないので使いますけどね。

オイルの量は、アッパーレベルとロアレベルの間にあれば問題ありません。ロアレベルギリギリだ! 大変! エンジン壊れちゃう! なんてイメージを持つ方もいますが、全くそんな事はありません。レベルゲージのロアレベルは、そこまで入っていれば何も問題ありませんという位置です。それよりも問題なのは、オイル交換をボズで行った車両だった場合、オイル量は特殊な方を除いて、アッパーレベル辺りまで入れることがほとんどなのです。(特殊な使い方をする方の場合、あえて減らすこともありますが、それはユーザー様と相談して行いますので、そんな話をしていなければアッパーレベル近くまで必ず入れます)
その、アッパーレベルまで入れたはずのオイルがなぜそんなに減っているのか? が問題なのです。可能性的に高いのはオイル上がり、オイル下がり、タービンのオイルシール、そして単純にオイル漏れ…ですね。どれも久田並みに年季の入ったエンジンですとありがちです。近いうちにボズでも行くかぁ…くらいに考えていただければ良いと思います。

危ないのは、まず、レベルゲージにオイルが触らない…レベルにオイルが入っていない場合。これは少し大事です。でもまぁ、メーター内部にある、油圧の警告灯がついていない状態だったのならばおそらく問題ありません。適当なオイルを買ってきて、1リッターくらい入れてみましょう。おそらくレベルゲージに触れるくらいの量になるはずです。その状態になったら、久田に電話して、点検の日時を相談してください。ただ、1リッター入れても、2リッター入れてもレベルゲージに触らない…これはかなり問題です。久田に電話してからレッカーですね。問題ないことも多いですが、念のためです。

純正の油圧警告ランプは、久田の経験から言うとかなり信用できるものなのですが…時々恐ろしいことをされる方がいます。スバルのユーザー様に多いのですが…なんと、この純正のプレッシャーランプを取り外し、そこに後付メーター用の油圧センサーをぶっこむ…という荒業です。チーズと呼ばれる分岐用の部品を使って両方活かすならまだいいのですが…純正を取り外して後付…ないわぁ!! まぁ、エンジン壊したいならどうぞ。ちなみに、純正のプレッシャーセンサーのトラブルは、後付メーターのトラブルの100分の1以下の確率だと思います。ちなみにチーズを使った分岐も本当はダメです。理由は店で説明しますのでご来店くださいな。

エンジン油量をチェックしていて、減っているより怖いかもしれないのは…実はオイルがものすごく増えていることです。エンジンオイルが増えることなんかないだろうと思うかもしれませんが、あります。これは、ガソリンがオイルに混入することによって発生することなのです。原因は点火系のトラブル、ピストンリングのトラブルなどが多いのですが…何よりもダメなのは、オイルが増えたのではなく、オイルにガソリンが混じって、増えたように見えている…ということなのです。当たり前の話ですがガソリンはオイルよりもずっとサラサラです。混入したその結果、オイルの潤滑性能が著しく低下してエンジンブロー…ということになりかねないのです。これもできればレッカーで入院ですね…

さて、エンジンルームの点検の話をまとめようと思って書き始めたのですが、オイルの点検だけで普段よりもずっと多い文章量になってしまいました…うーん、これは2回に分けて書くことにしましょう。次のメルマガは12月31日の予定ですが、それはいつもの年末のご挨拶になりそうなので…年が明けて、平常運転になった一発目に書くことにしますね!

さぁて、今日も頑張ります。予定は相変わらずギチギチですが…まぁ、なんとかなるでしょう。あ!! ボズは今年は29日まで、新年は10日からの営業となります。ずいぶん長いな…と思われるかもしれませんが、8,9が定休日なのだもの…
ちなみに29日は大掃除です。我と思わん方はぜひご参加を…コロ松君とM君、S木さんは来てくれそう…毎年ごめんね;; 走る人柱N間さんには、毎年の同じ場所を開けておきますのでよろしくお願い申し上げます!

それではまた次号で!


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