2023-1008号 雪道ドライブのススメと車検アウトのお話
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2023年10月08日号
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皆さん、こんにちは!
涼しくて快適な日がほとんど無く、すでに朝夕は寒いボズスピードからメルマガをお送りします。最近よく言われることですが、近年の日本は四季ではなく、二季になってしまったようですね。せめて今度の冬は暖冬であることを祈る次第です。
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◎雪道ドライブのススメと車検アウトのお話
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さて、冬といえば雪、そしてスタッドレスタイヤですが、完全にシーズン・インしてしまうと、希望のサイズが入手しづらくなることもあります。今年はスタッドレスの買い替え時期だと思っていらっしゃる方は、早めに連絡をください。年末くらいまでなら取り置きもいたします。
スキーやスノボもしないし、雪が降ったら歩きと電車で仕事に行くからスタッドレスタイヤは不要だ…という方も多いと思いますが…雪道の運転は劇的に運転がうまくなるというメリットもあるのです。たしかに危険も多いのですが、ドライビングスキルの向上のために雪道を走ってみるのも良いかもしれません。
これは、雪の峠道でスノーラリーのようなことをしろ…と言っているのではありません。一般の道を安全な速度でゆっくりと走る…雪道はこれだけでもとても良い練習になるのです。いくら高性能なスタッドレスタイヤを履いていたとしても、雪道でラフな操作をすればすぐにタイヤは滑ります。免許取得時や、更新の際の講習で聞き飽きたとは思いますが、“急”のつく操作をすれば簡単に不安定な挙動におちいってしまうのです。
安全な走行をしようとするなら、アクセルも、ブレーキも、ステアリングも…さらにはクラッチまで。丁寧に丁寧に操作することが要求されます。そしてこれは、ドライのサーキットでの限界に近い走行をするときにも重要な要素なのですね。
きちんとしたタイヤを装着してドライのサーキットを走行しているなら、かなり恐ろしい速度までいかないと不安定な挙動などみせないのですが…雪道では、時速10キロでも滑るときは滑ります。
これは逆に言うと、とてもスローな速度で滑るタイヤ、横を向こうとするクルマのコントロールの練習ができるということでもあるのです。ひどく雑な例を挙げますが、FR車に乗っていてリアが滑ったときに、その滑りはアクセルを抜けば止まるのか、それともアクセルを踏み込んでいかないと止まらない滑りなのか…こんなことも体験して会得することができるかもしれません。
くどいようですが、雪道を飛ばせと言っているのではありません。法定速度以内で、安全に走る練習をしてみましょうという話です。雪の経験のない方は今ひとつピンとこないかもしれませんが…どんなにゆっくり走っていても滑るときは滑る。それが雪道なのです。
WRCの世界では、〇〇ネン という名前の方を多く見かけます。久田の時代ではサロネンさん、トイボネンさん、カンクネンさん、バタネンさん、エボの車名にもなったマキネンさん…などの方々ですね。この方々は北欧出身の方が多いです。これはもちろん、その国々でモータースポーツが盛んであるという下地もあることは当然なのですが、普段から滑りやすい道を多く走ることによって高いドライビングスキルを身に着けた…ということも間違いなく事実だと思います。
もうだいぶ前の話ですが、真冬の札幌に行ったときに、札幌駅のロータリーで一台のタクシーが派手にテールを滑らせてしまいました。乗っている運転手さんはまん丸く見えるほどのふくよかなおばちゃん…そのおばちゃん、きれいにカウンターを当ててさらにアクセルを上手に開けた状態で真横に近い状態まで滑っていたタクシーをきれいにコントロールされていました。”北国すげえ“ と思わず呟いてしまった久田です。雪道ではこんなことは日常茶飯事なのです。
ということで、練習の一環として雪道にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。実は久田も毎年裏磐梯で合宿を行っております。って、単に行きつけの宿に行ってお酒を飲むのと、福島のラーメンを食べに行っているだけなのですが…おすすめのドライブコースと、おすすめのラーメン屋さんも紹介できます(さすがデブ)。ぜひとも相談してみてくださいね。
最近の仕事あるあるの話をします。このところ、車検で引っかかることが多いように感じます。最近のあるあるでは…
まず、テールライトをLEDのタイプに交換されていた車両のLEDがいくつか球切れを起こしていてアウト。幸い、オーナーが純正のテールライトを持っていたので良かったのですが、「純正は売っちゃいました」なんて返答ですと大問題です。個人的な意見を言わせてもらいますが、テールライトはいじったりしないほうが良いです。どうしてもやりたい場合は、球切れ発生のときに慌てないように、純正品はキープしておいてくださいね。
また、純正リアウイングにハイマウントストップランプが組み込まれている車両を社外のウイングとかに交換しているクルマもアウトです。これはリアウインドウの内側下部にストップランプを増設して車検を通しますが…当然費用はかかります。
最近数台あったのは、ヘッドライトの光量不足です。以前はハイビームで測ってくれたのですが、最近ではロービームでの計測となり、ライトが曇ってしまっている車両で光量不足を指摘された事例が何台かありました。全て何とかしましたが…おそらく2年後はアウトです。アタマの痛いことですね…純正の新品は恐ろしい値段がしますし、海外製の社外品はクォリティが心配なものも多いです。ときどき、海外製でもなかなか良い品もあるのですが…ネットで見ただけではわかりませんしね。耐久性に疑問が残る、という話も聞きますが、ヘッドライトの磨き、コーティングなどの専門ショップもあるようです。相談してみるのもいいかも…ちなみに、ボズスピードでもヘッドライトのクリーニングは行います。まぁ、完全に曇ってしまったものには効果は薄いのですが…
ご自分でマフラー交換をしたら、最低地上高でアウトになってしまったという車両もありました。これはマフラーの吊りゴムを工夫するなどしてクリアしましたが…これは聞いたこともないようなメーカーのマフラーや、ショップオリジナルのマフラーなどで発生することが多い事例です。ちょっとレアなマフラーを購入する際には気をつけてくださいね。
あとは、ご自分で10数年前に購入したスポーツキャタライザーで排ガスアウトや、オーナーがリアシート外してきちゃってアウト。古くなってきたスポーツマフラーで音量アウト。サスアームのブッシュガタガタでアウト。ご自分でフォグランプつけたはいいけど、「配線はしてないんですよね」でアウト。よくわからないメーカーのバケットシートでアウト…などなど、盛りだくさんのイベント(?)を体験しております。
もちろん、これらの車両に対応すること、アドバイスすることも久田の仕事です。誠心誠意対応させていただきますが…お願いだから自分でパーツ買ってきて付けちゃう、純正を自分で外しちゃうのはやめてください…どんなこともまず久田に相談!
というわけで(どういうわけだ)、これからN間さんのオイル交換です。現在日曜日の朝10時18分。今日も頑張ります。
それではまた次号で!
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