2023-0813号 ついでに整備のお話/ビッグモーターのお話
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ボズレター2023-0813号 BOZZ LETTER Ver. 2023-0813
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2023年08月13日号
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皆さん、こんにちは!
夏休みを楽しんでいらっしゃる方も多いと思います。生意気にボズスピードも本日より18日の金曜日までお休みを頂きます。ただ、このメルマガは現在金曜日に書き始めているのですが…台風心配ですね。帰省している皆さんが無事に戻れますように…
さて、ボズスピードの夏休みですが…なぜかはわかりませんが、15日にも17日にも予定が入っております、不思議ですね。って、遠方からいらっしゃるお客様がその日しか来店できないとおっしゃるのなら、頑張って出社しますとも! 麦わら帽子と短パン、タンクトップという姿でお迎えして差し上げるつもりです。
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◎ついでに整備のお話
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先週と今週は、GC8の作業が多かったです。もう、だいぶおばあさんになったGC8ですが、快調な車両の乗り味は素晴らしいものがあります。カミソリのようなシャープさ…というのでしょうか、最近のクルマでは味わえない過激なハンドリングですね。ただ、いろいろなパーツの供給が終わってしまったことや、納期がデタラメにかかることなどで苦労させられることも多いです。お客様にもご迷惑をおかけしてしまうことも多いのですが、色々工夫して、できるだけきちんとメンテできるように頑張ります。
先日はK牧様のGC8のハブベアリング交換を行いました。まだガタや音は出ていませんでしたが、予防整備ということで交換です。同時にハブナックルのブッシュも交換させていただきました。こんな場所にあるブッシュは、分解したときに交換しておくことを強くおすすめします。あとでこの部分だけを交換しようとすると費用と手間がひどく高いものになってしまいます。また、K牧さんの車両はサスがばらばらになっている状態で各アーム類のチェックをしつこめに行いました。完全に組み込まれている状態ですと感じられないような微小なガタも、フリーの状態ですとわかりやすいです。これは全ての場所の整備に言えることですが、“せっかくバラしたんだからいろいろチェックしよう” という考え方は大切だと思います。
ボズでクラッチ交換をされた方は、必ずクランクオイルシールの交換を強く勧められた経験がお有りだと思います。この部分からのオイル漏れが発生しますと…またミッション脱着になってしまうのです。クラッチが外れている状態からならわずか数千円の出費です。絶対に同時に交換してしまうのがいいですね。
GCといえば、長いお客様であるI藤さんから「リアからゴーゴー音がする」と連絡が…ハブベアリングあたりかな、と思って入庫、点検してみると…左の表側リアパッドが1枚だけ座金まで削れてしまっています。さらに、ブレーキローターが、左リアの表側だけ恐ろしく削れてます。2ミリ位削れていたのではないでしょうか…
他のパッドを確認すると、たしかに減ってはいますが、交換かどうかは悩むレベルのすり減り方です。特に、右リアはかなり厚みが残っています。
これは、完全に左のキャリパーが正常に働いていません。さらにいうと、右のキャリパーも油圧がかかっても動いていないかもしれないという状態です。
まだバラしていないのでどのような状態になっているかはわからないのですが…オーバーホールできるかどうかは半々くらいの確率だと思っています。
そもそも…オーバーホール可能かどうか? できなければ予算がひどくかかる…という問題ではないです。とにかく危険。ブレーキキャリパーのオーバーホールは、性能が上がる系のメンテナンスではないので、皆さん先送りにしがちなのです。このメルマガで何度も何度も何度も書いておりますが…やはり定期的な点検、オーバーホールは必要です。せめて、オイル交換にいらしていただければ、そのときに目視点検はできるのです。よくいらっしゃるのですが、「あまり乗ってないからオイル替えなくていいと思って」というお客様。オイルは走行距離だけでなく、時間でも劣化します。できたら半年に1回は交換して欲しいところです。そして、オイル交換の際にはなるべくきちんと点検致します。ブレーキが急に効かなくなる…などということにならないように、久田も努力します。お客様もそんなことも普通に起きるのだということを忘れないでくださいね。
さて、前回、前々回だったかな? のメルマガで書きました、CN、CP、CT系のお客様用のHPI製インタークーラーキットですが…3台のお客様に取り付けをさせていただきました。結果は全車きっちり取り付け完了。さらに、HKS製のサクション系パーツとのマッチングも取れました。これらのエボは、インタークーラー本体もそうですが、インタークーラーパイプ部に使用されているゴムホースの劣化がかなり酷い車両が多いのです。今回取り付けさせていただいた車両のうちの一台は…恐ろしいことに完全に潰れたゴムホース、変形して穴の空いた金属パイプで無理やり接続されていました。事故車両から剥がしてきたものを無理やりつけた感じです。前オーナーがクルマを売却するときに、取り付けてあった社外のインタークーラーを外して、適当な中古部品を取り付けたか、もしくは、事故を起こしたあとの修理を、ひどくひどく適当な鈑金屋が行った感じです。ともあれ、今回のインタークーラー取り付けで補修できてよかったです。
かなり高い買い物になってしまう純正のゴムホース交換に比べて、タービン出口からスロットルボディまでの全てのパイプが入ったHPI製のインタークーラーキットはかなりお買い得なものだと思います。定価なんと7万円。興味のある方は久田に問い合わせてくださいね。
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◎ビッグモーターのお話
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さて…書こうかどうしようか悩みましたが…最近話題のアレ。そう、ビッグモーターのお話です。
出てくるわ出てくるわ…かなり酷い話も多いようですが、真偽の程はどうなのでしょうね。これから色々解明されていくのかもしれません。そんななかで、ひとつ、これは絶対に間違いないということがありますので書かせていただきます。
それは保険を使った修理の水増し請求なのですが…これは、基本的に絶対にできないのです。(詐欺まがいのことをすれば別です)
事故を起こした車両の修理に入る前に、かならず保険会社から依頼された“アジャスター” と呼ばれる人たちが車両をチェックに来ます。彼らはとても厳しいプロ…で有ることが多く、今回保険を使おうとしている事故によるもの以外の傷を今回の事故の傷として同時に直してしまうなんてことはできないのです。それどころか、事故の傷である可能性が高い部分でも、それを認めない見積もりを作ってくることも多いです。さらに、これは久田の経験ですが、事故によってできたバンパー裏のボディパネルの凹みを、2000円で直せ、と言われたことがあります。もちろん大激怒。鈑金してペイントして2000円であがるわけがありません。それを言っても「弊社の規定です」のひとことで片付けられてしまいます。喧嘩状態のようになりながら、必死に保険の範疇で、事故を起こした車両が元通りになることを目指すのですが…鈑金屋さんの利益、久田の利益を削って修理費に当てることも多いのです。
こんな状態であるにも関わらず、保険の水増し請求ができるということは…答えは一つしかありません。そう、久田は損保もグルだと思います。
クルマの修理は、お客様にはその内容が分かりづらいことが多く、さらに、やったかやっていないかは、店とお客様の信頼関係だけで成り立っている部分も多いです。久田はなるべく透明性を高めるために、できるだけ写メを撮るようにしております。信頼していただくためということもありますが、やはりご自分のクルマに行った整備、取り付けた部品は見たいでしょうしね。
現在のところ、お客様からは納車後に嬉しいコメントをいただけることが多いです。そんな嬉しいコメントをこれからもいただけるように、お客様の安全と楽しさを第一に考え、愚直に作業をしていきたいと決意を新たにいたします。また、これは私を含む全てのクルマ屋が実践していかなければならないことでもあるでしょう。自動車業界なんかみんな適当だ…と言われないように…
さて、ちと長くなってしまいましたが、また次号でお会いしましょう。ちなみに再度言いますが13日から18日はお休みを頂きます。カレンダーの15日にオイルクーラーとか、17日にF井様入庫とか書いてありますが、気にしないようにします。(気にしろよ)
それでは楽しい連休を! また次号で!
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