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2023-0718号 パーツ取り付けの工夫のお話

 

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ボズレター2023-0718号 BOZZ LETTER Ver. 2023-0718
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2023年07月18日号
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皆さん、こんにちは!

三連休はいかがお過ごしでしたか? 猛烈な暑さですよね…体調崩された方がいなければいいのですが…
ボズスピードでは、土曜日にBRZのYさんが入庫にいらっしゃったのですが…店で30分ほど談笑して、では帰りますと代車に乗り込もうとしたYさんが店の外の植え込みに座り込んでしまいました。様子を見に行くとひどく顔色が悪い。熱中症かもしれません。何とかご自分で歩けるようでしたので、しばらくエアコンの効いた部屋で休んでもらったら少し回復したようで無事に帰られました。危ないですねえ…先ほどまでゲラゲラ笑っていた方が急に体調不良に。皆さんも本当に気を付けてくださいね。久田ももちろん気をつけます。

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◎パーツ取り付けの工夫のお話
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さて、今週末はGC8のオイルクーラーと格闘しておりましたが…いろいろと厳しいものでした。まず、スバルの場合、いろいろな作業の時にエキマニを脱着、エキマニの遮熱板を取り外す、という作業が必要になることも多いのですが…このオイルクーラーを取り付ける際も、オイルブロックの入るスペースを作るために遮熱板を少し加工する必要がありました。
そこで遮熱板を固定しているボルトを外そうとすると…はい、ポキリと折れましたよ…長期間に渡って1回も外していないことが原因だと思われます。錆と、熱による固着、そしてボルトの劣化が原因です。通常、折れたボルトは逆タップなどで取り出し、ねじ山修正という手順になるのですが、1本目でボッキリという事は他のボルトも危険な可能性が高いです。そして、ねじ山修正となるとエキマニを脱着しなければならない可能性が高いです。そして…エキマニを固定しているナットも錆団子で外れるかどうかかなり怪しい…これはここで引くことが正解でしょう。いつか勝負をかけなければならないポイントではあるのですが、今行っているのはエキマニ交換ではなく、オイルクーラーの取り付け。ならば無理をするべきではないと判断しました。(オーナーのS村さんがすぐにエキマニ替えてくれとか言い出したらどうしよう…ま、そんときゃ勝負だっ!)
エキマニに付いた状態で遮熱板を部分的にカット。オイルブロックが十分に入る事を確認したのちに、折れた固定ボルトの代わりとして、遮熱板に小さな穴をあけて、ステンレスワイヤーで固定しました。1本のボルトがなくなっただけなので、外れるということはほぼありませんが、振動が原因のビビり音などが発生してしまうといけません。

オイルブロックは、油温、油圧センサーを取り付けることができるタイプのものでしたので、オーナーがご自分で取り付けていたサンドイッチブロックとセンサー類を取り外し、オイルクーラーのブロックに移植します。
以前、このセンサー用サンドイッチブロックと、オイルクーラー用のブロックの二段重ね…という力技を見たことがあります。車両前方から見るとオイルフィルターが下に飛び出しています。そらそーだ…でも、この状態で腹を擦って、オイルエレメントをぶつけたらどうするんだろう…かなり高い確率でエンジンブローですよ? オイルクーラーの中には、ブロックにセンサーを取り付けられないものもあります。もし、取り付けようとしているオイルクーラーのブロックがセンサーがつかないタイプなら…ブロックだけ他のメーカーのものを使えばいいじゃない。これはボズスピードでは定番のアップグレード方法です。

少し話がそれますが…オイルクーラーや、追加メーター用のサンドイッチブロックが取り付けてある車両の場合、オイルエレメントの交換時に、ブロックを固定しているセンターボルトの緩みを点検しておくとよいです。ただ…このセンターボルト、ボルトの中にオイルが流れる構造になっていますので、ボルトの6角のサイズがやたらデカイです。サイズいくつだったっけ…うーん、工具箱のどこに入っているかはわかるのだけど、今このメルマガを自宅で書いているのでサイズがわからんっ! たしか、30~32くらいだったような…ともあれ、このデカいサイズのソケットをお持ちの方はなかなかいらっしゃらないと思うのですが…このサイズになると、差し込みのサイズも2分の1というデカイ方。すると自動的に、ハンドルもかなりごつくて長いものになると思うのです。
ところが、オイルブロックのセンターボルトの締め付けトルクは20~40N・mほど。かなり弱いのですね。これは考えてみれば当たり前のことで、本来なら人間の手で締めるオイルフィルターの代わりに付くものです。そんなギュウギュウ締めていいわけないです。しかし、デカくてごつい2分の1のハンドルを使って締めると…オーバートルクでぶち壊す…という危険性が生まれてきます。定期的な点検、締めチェックは大切ですが、くれぐれも締め過ぎないようにしましょう。まぁ、久田にやらせるのがいいと思うのですが…

さて、GC8の話に戻ります。

ボディ側の準備が終わり、クーラーコアの準備にかかります。どのクルマでもやることはほとんど同じで、クーラーコアにステー類などを取り付けて、車体に仮合わせしながらステーの位置を修正していき、ぴったり合うようになったら本番の取り付け…という感じです。
ところが、今回のキット。ステーがどう考えても付きません。ステーの穴位置がズレているのか、長さを間違えているのか、久田が取り付け方を間違えているのか、とにかく付きません。基本的に、メーカーは間違えたりしない、きっと久田がバカなんだ…と思っていろいろ考えるのですが、ど~~~考えてもこれはおかしい。では、ステーの穴位置がズレていると仮定して車体に合わせてみます。ほぼぴったりつきます。はい、ステーの穴の長穴加工開始です。5ミリくらいの修正なのでどうという事はないのですが、リューターを使って長穴にして、キレイに仕上げるついでに、ステーの角を丸めて作業者が怪我をしにくい状態にします。そして脱脂して塗装。そのまま付けたら錆びやすくなってしまいますからね。おぉ、灼熱の太陽がペイントをどんどん乾かしてくれる…夏サイコー! って、悔し紛れ。

ステーを固定したクーラーコアを車体に合わせてみると…1カ所はボディにボルトナットで取り付けろとあります。フェンダーの中からエンジンルームの中にボルト通して、ナットで固定…これ、二人いればわけがない作業ですが、一人だとめんどくさいです。さらに出来るならボルトだけで固定したいです。その方が楽だし…ということで、悩みもせずに、ナットサートというものを使ってフェンダー内にねじ山を作ってしまいます。ナットサートは久田が良く使うもののひとつです。リベットのような構造で、単なる穴をねじ山にしてくれるのです。

余談ですがときどきボズに入庫しているマー太郎氏のプログレ。あの車両のアンダーパネルは車体側を全てナットサートで加工して、パネル側から簡単にボルトで取り外しできるようになっています。あの車両のエンジンのメンテを行うのは某川口の、某チューニングショップの、某Mさんです。久田が絶対に逆らわない先輩です。ボルトナットで固定するように作って、Mさんから「この面倒なの作ったの誰?」とか言われたら泣いてしまいます。まぁ、冗談はさておき、作業性を向上させる工夫は大事ですね。

というわけでGCのオイルクーラー無事につきました。現在のところオイル漏れもなし。もう少し点検してから納車ですね。

今回は、何かを取り付けるときにもいろいろ工夫はしてるのですよ? という話をしてみました。決して腕の立つチューニング屋ではないのですが…ボズで取り付けたパーツを、あとで他のショップさんが見たときに、「いろいろ考えているじゃねえか、あのデブ」と思っていただければ嬉しいのです。あ、嘘、デブは思わなくていい。

さて、明日からまた頑張ります。今週はV35スカイラインと、BRZと、GCと…あとなんだ…とにかく頑張ります! 皆さんも体調に気を付けて夏休みまでたどり着きましょうね! あ、ボズは8/13から18までお休みをいただく予定です。

それではまた次号で!!

 

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