2023-0521号 こんなメーカーっていいですよねというお話
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2023年05月21日号
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皆さんこんにちは!
真夏かと思うほどに暑い日が数日続いたと思ったら、また肌寒くなったり…皆さんも体調に気をつけてくださいね。夏本番になると、怖いのが熱中症ですが…特に集中している作業の時が怖いのです。久田は店の中をダラダラ歩いているときは「あっついなぁ、くそぉ。。。なんなんだよ、これ」とか悪態ついているのですが、サスやブレーキなどを組んでいて集中していると…暑さを全然感じない状態が続くことがあるのです。作業中に目眩を感じて初めて熱中症気味であることに気づいて、あわててエアコンのある部屋に戻って水分補給とかあるあるです。気をつけましょうね!!
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◎こんなメーカーっていいですよねというお話
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さて、今回のネタはまずダンパーのオーバーホールに関してです。先日、コロ松くんのダンパーをHKSさんに依頼しました。状態的にはピロボールダメ、ダンパーのケースダメと、なかなか良くないコンディションだったのですが…それはオーバーホールでキチッと直ってくるでしょう。今回はそれと同時に、タイヤのグリップ力が大幅に上がったために、サスペンションスプリングのレートをかなり硬くすることも同時にHKSさんに伝えてありました。もちろん、ダンパーの硬さも変更します。そしてHKSさんの担当者様としばらく電話で話すことになり…使うタイヤのブランド、タイヤサイズ、走るコース、ドライバーの技術レベル、車両のパワー、チューニングレベルなども合わせて色々と相談に乗っていただきました。
こういうメーカーって、いいですよねえ…どうしたらお客様の車両の性能をもっと引き出せるかを、ショップと一緒になって考えてくれるメーカー。素晴らしい存在だと思います。もちろん、ボズでおすすめするパーツを制作しているメーカーさんの全てがそんな存在です。適当かますようなメーカーとはお付き合いしておりませんので…
ともあれ、コロ松くんのサスは大幅に変わって戻ってくる予定です。前回のアムクレイドで大幅な自己ベスト更新を成し遂げた彼ですが、新しいサスではどうなるでしょう…久田も今から楽しみです。もちろん、どんなに良いサスを作っていただいても、その性能をフルに引き出すためには入念なセッティングが必要です。頑張ってダンパー作ってくれているO氏の顔を潰さないためにも、コロ松くんのためにも頑張らねば…
ちなみに、ダンパーは定期的なOHが必要です。ヘタリ具合はもちろん使い方によるのですが…普通の街乗りで4万キロ位を目安にすると良いかもしれません。まぁ、10年前に買った車高調整で、走行10万キロ…なんてツワモノの場合は買い替えたほうが良いと思いますが…ダンパーのオーバーホール、仕様変更に関してもお気軽にご相談ください。
こんなメーカーっていいですよねえ…の話に少し関わるのですが…某タイヤメーカーの体育会系担当者は…久田の個人車両のタイヤに関して、これでもかと色々な質問を投げかけてきます。それは、ボズではまだお客様に販売しておらず、まず久田が使ってから…と考えているタイヤなのです。もちろん、久田も感じた事を彼に伝えているのですが…それを聞き流すのではなく、いろいろと逆に聞き返してくるあたり…真面目ですねえ。現在久田が使っているタイヤは、もう、お客様にオススメしようと考えております。ボズに来店されて、タイヤの話になると必ず名前が出ると思いますし、そのときに色々とご説明差し上げますね。サーキットでのタイムは出ないと思いますが、街乗りではとても優秀なタイヤです。
今週はN村様のオイルクーラーのホース交換もさせていただきました。もう、かなりの年月お使いになっているオイルクーラーとのことでしたが…かなりのオイル漏れが発生しておりました。フィッティングはそのままで、ホース交換のみということも、もちろん可能ですが、漏れの原因がフィッティングだった場合二度手間になってしまいます。クーラーコアは無事と判断できましたので、今回はホースとフィッティングの交換を行いました。
このN村様のGDBのオイルクーラー…よくよくみてみると、ワンオフで制作されたもののようです。ということはホースも装着されているものの長さを測って、新たに制作となりますが…実は久田、この手の作業が大好き…もちろん、好き嫌いで仕事を選ぶことなどありませんが、好きなことは事実なのです。ステンメッシュホースを、ケバケバにしないように切ることがまず大事。メッシュが広がってしまうとフィッティングに入れづらく、もしくは入らなくなってしまいます。
次にフィッティングにホースを組み付けるのですが、これはただギュウギュウ押し込めばいいというものではありません。フィッティングのメーカーによって、ホースを入れる量…どのくらい差し込めばいいか? というデータが違ったりもするのです。ホースが入ったら、フィッティングのねじ込み部を組み付けていくのですが…素材がアルミのため、一般的な鉄の工具を使うと傷がついてしまいます。”オイルクーラーのホースなんざ見えない部分なんだから傷なんかどうでもいいじゃん!“ 的な考え方のメカニックもいますが…ふざけんなばかやろう。金属表面に対する傷は、破断のおそれにも繋がってくるのです。
久田はフィッティング専用のアルミの工具を使います。なるべく傷をつけないように…柔らかいアルミのネジ部を傷めないように…丁寧に作業することが大事ですね。
余談ですが、レーシングカーには、スナップオンのフランクドライブという、通常のスパナよりも大きなトルクを掛けられるスパナは使用禁止の場合があります。これはフランクドライブを使用してボルトやナットを緩めた場合、フランクドライブ特有の回転方向に対して直角なキズ(?)がはいることがあるからです。フランクドライブは爪状の突起があり、それによって大きなトルクを掛けられるようになっているのですが、その爪痕が破断の可能性につながる…ということなのでしょうね。もちろん、一般の車両にフランクドライブを使用して問題が起きたという事例は聞きませんし、その可能性もほぼゼロでしょう。しかし、ほんの僅かの危険性も排除する…という、レーシングカーのメンテナンスには感動モノですね。でも…レーシングカーの場合、20年間緩めたことのないサビサビのボルト…なんてものはついてないでしょうが…
さて、ワンオフのクーラーホースの制作の続きですが、ホースとフィッティングが結合できた後は車体に取り付けていくのですが…このときに取り回しを十分に考えて、まずスパイラルチューブを適切に巻き付けます。そして、ボディとの接触が考えられる部分には、ラバーを張ったり、ホースの上に切ったシリコンチューブを巻き付けたりして擦れによるトラブルを防ぎます。また、エキマニに近い部分などは熱対策も大事ですね。ヒートチューブと呼ばれるものを久田はよく使います。
最後にホースをタイラップで固定するのですが、ただ、ガッチリと固定すれば良い…というものではありません。エンジンが揺れたときの事を考えて、自由に動く部分も作ることが大切です。
キットのオイルクーラーの場合、どこそこにスパイラルを巻いて、どこそこを固定して、どこそこに熱対策して…と丁寧に書いてあるものも多いですが…ワンオフの場合、それはチューニング屋の腕の見せ所になります。こんな作業が久田は大好きなのです。
さて!!
今は日曜日の朝9時50分。開店前にメルマガ書き終えることができました。これから納車のお客様の車両を洗車して、お客様のご来店を待ちながら、エアコンとワイパースイッチの修理です。今日も暑くなりそうですが、雨よりずっといいですね。まだまだ頑張ります。
それではまた次号で!!
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