2023-0212号 タービンとラジエターのお話
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ボズレター2023-0212号 BOZZ LETTER Ver. 2023-0212
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2023年02月12日号
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みなさん、こんにちは!!
もちろん、皆さんも御存知でしょうが、一昨日は雪でした…まだやらかした系の連絡は入っておりませんので、皆さん無事だったと思うのですが、ボズスピードも静かなもの…まぁ、こんな日にわざわざ出歩くもの好きもいないわな…と、静かにLSDを組んでいたのですが…そこにピロンとラインが。
「これから蕎麦食べに行って帰りに寄ります」って、おなじみのM君です。タイヤは当然スタッドレスだということで気をつけてねと返しましたが…いましたねえ、もの好きが。結局M君は半日うちで遊んで、久田が測ったLSDのプレートの厚みをメモする手伝いをさせられ、雪が雨になってから帰りました。ボズの近くにはとても美味しいお蕎麦屋さんがあるのです。雪の日にわざわざ食べに来る価値があるかというと微妙ですが…ウルトのハート様E氏も、メルマガの発行人のN山もお気に入りのお店です。うちに来たときにはぜひ食べて帰りましょう。店の場所と名前は久田に聞いてくださいな。おいしいですよ?
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◎タービンとラジエターのお話
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さて、昨日、先日タービンOHを行ったCPのA藤さんご来店。簡単な点検を行っただけなのですが…まだ慣らし中にも関わらず、明らかにタービンの立ち上がりが早くなってトルクが増えたことが実感できるとのコメントを頂きました。「俺のクルマこんなに速かったかな…」と思うとおっしゃっていましたが…これ、いつも言うことですが速くなっていません。元に戻っただけです。
ターボチャージャーは、おそらく皆さんが思っているより寿命は長いものではありません。特に、激しい使い方をした場合、品質の悪いオイルを使用した場合、限界を超えたようなブーストアップをした場合、排気系のチューニングをしっかりとせずにブーストアップをしてしまった場合などは…わずか数万キロで十分な性能が出なくなってしまうことも珍しくありません。
サイズの大きなタービンに換装した場合に、そのパワーにお客様が驚くことは当たり前なのですが…タービンのオーバーホールや、純正の新品に交換してもかなりの確率でとても驚いていただけます。これは低下した性能が一気に元に戻るからなのです。また、タービンOHの場合は、当然ですが、周辺のホース、パイプ、ガスケット、Oリングなども交換、点検することが当たり前です。スバルの場合ですと、タービンのオイルリターンは漏れやにじみが発生しやすい部分ですし、三菱のタービン冷却用の水ホースも傷みやすい部分です。これらの点検、交換も長期間にわたって快適に車両を使うためには大事なことです。また、スバルの場合は、普段は交換にどえらく手間がかかって工賃的に高めになってしまうタービンジョイントパイプの交換を同時にしてしまうのも良いですね。エボ(10を除く)の場合ならば、どうせラジエターはタービン脱着時に取り外しますので、これまた同時に交換してしまえば工賃の節約になります。
というわけで…なんとなく最近エンジンにパンチがないとか、排気がうっすら煙っぽいとか、ブーストの立ち上がりが悪いというお客様は、ぜひとも久田に相談してください。もちろん、原因はタービンにあるとは決まってはいませんが…そもそも、10万キロ走ったターボチャージャーが初期の性能を維持しているとは久田は考えません。
もう一つのお話はラジエターです。
ラジエターは完全に消耗品です。長期間にわたって使用すると、内部の汚れ、サビ、詰まりなどで冷却効率が低下する。コアやフィンの潰れなどで冷却性能が低下する。カシメの部分が緩んできて水漏れが起きる…などなど、いろいろな問題が発生します。
冷却水の重要さは今更言うまでもありませんが…改めて言いますと…水温上げてしまった、もしくは水が抜けてしまってエンジン温度上げてしまったら…エンジンブローしてもまったくおかしくないのです。3桁の見積書を前にしてショックを受ける前に、ラジエターの点検、交換をお忘れなく。
ラジエターは、社外でも安くて高性能なものが多く出回っています。もちろん、高価なものはとてつもなく高価ですが…ブリッツさんのラジエターは安価ですし、性能的にも問題ありません。ちなみん、ボズのデモカーだったBRZもブリッツのラジエターを使用していました。筑波だフジだと走り回りましたが、水温のトラブルは出たことはありません。
さて、ラジエターの重要性は理解していただけたと思うのですが…実は今回お話したいのはラジエターがダメになる前に交換しましょう…という話だけではないのです。
安価で、アルミ製ですから見た目もかっこいい社外のラジエター…これ、ときどきとんでもない落とし穴が仕掛けられているものもあるのです。
簡単に言ってしまうと、問題となるポイントは…その厚みです。ノーマルよりも厚みがあり、いかにも冷却性能が高そうで良い商品に思えるものでも…いざ取り付けてみたら、激しくだめ…というパターンも多いです。簡単なところで行きますと、まず、厚みが増えたのでラジエターホースの曲がりが変わり、ファンに当たってしまう。これは、きちんとしたショップさんで取り付けた場合は問題になりません。ちゃんと長さを調整して(カットして)取り付けてくれるでしょう。しかし、ユーザー様がDIYで交換していたりすると…先日も、ラジエターのアッパーホースがファンにあたって削れ、あと一歩のところでクーラントぶちまける状態になっている車両がありました。危機一髪でしたね。
また、スバルですと、ラジエターが厚すぎて、ひねって外すリザーブタンクが外れないこともありました。その車両はクーラント交換で入庫したのですが、ラジエターと同時でないとリザーブタンクが外れない。清掃できない。清掃しないわけにはいかないのでラジエター脱着…と、久田が泣くパターンでした。
エボ系では、ノーマルの状態では問題なかったのですが、本来ポン付けであるはずのHKSのGTタービンを取り付けたらラジエターファンと当たる…ということもありました。うーん、厚くて高性能っぽいのはいいけど、あとあと困るのは考えものですね。
ということで、ラジエターを社外に交換する際には、その厚みをしっかりと調べて、今後のチューニングメニューも考えた上で商品を選択したほうが良いと思います。それが面倒な場合は久田に相談。予算を節約しようとしてDIYでドツボにはまるよりは良いと思いますよ?
さて、いま日曜日の午前10時半。早出して開店準備も終え、メルマガも書き終わってこれから全開で作業と接客です。今日は少し暖かくていい感じ。頑張っていきたいと思います! 早く春にならないかな!!
それではまた次号で!!
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