2022-0605号 目から鱗が落ちるLSDのお話
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ボズレター2022-0605号 BOZZ LETTER Ver.2022-0605
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2022年06月05日号
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皆さん、こんばんは!
前回のメルマガをお送りしたのはアムクレイドの当日でしたので…それからすでに2週間が経ちました。そして…早くも次回のアムクレイド走行会の受付開始です。次回は7月10日です。今回、すこし開催のタイミングが短いですね…来年はもう少し余裕のあるスケジュールで予定を組みたいところです。もっとも、エビスサーキット様側のスケジュールとのすり合わせでこうなってしまったのですが…申し訳ない…
ともあれ、また人気のクラスは早めに満員御礼になってしまう可能性があります。お早めに申し込みくださいね。メールでもFAXでも、もちろんOKです。
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◎目から鱗が落ちるLSDのお話
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さて、先日、Y崎さんのZC32Sスイフトスポーツのクラッチ交換と、LSDのセッティング変更をさせていただきました。LSDの味付けを変えたために、サスペンションの基本セッティングもやり直し。それなりの距離を運転させていただきましたが…いやぁ、このクルマいいわぁ! ZC32Sのスイスポといえば、1.6リッターのNAです。お世辞にもパワーがあるとはいえませんし、ノーマルの状態で乗ると、あまりにもフツーのクルマ。速いわけでもなく、取り立てて言うほどサスペンションのフィーリングがいいわけでもなく、コーナリング性能が飛び抜けているわけでもないです。
しかし…Y崎さんのスイスポは…もうね、自由自在とはこの事。過敏過ぎない程度にハンドリングはシャープで、コーナリング性能も気合を入れていかないと目が追いついていかないレベル。バカみたいに曲がります。さらに、こだわりのエキゾースト系からは気持ち良い排気音が聞こえるし、LSDのおかげでアクセルでのコーナリング時の姿勢をコントロールする面白みが抜群です。もちろん、パワーはないのですが…(しつこい)
新車の状態から触らせていただいたので、完全に手前味噌になってしまって申し訳ないのですが…間違いなくチューニングの正しい形のひとつでしょう。新車の状態からだいぶ経ちましたが、トラブルらしいトラブルはゼロです。お財布にも優しいですね。
久田もZC32Sを自分のクルマとして乗っていましたが、高速道路ではなんとリッター17キロという燃費を記録してくれたこともあります。
何度もこのメルマガで書いていることですが、ボズスピードのお客様はエボ、インプの方が多いです。ですが…若い方にはもっとこのコンパクトサイズの車両にも乗っていただきたいと思います。この話を久田が書くときは、だいたい同じ出来事があったときです。それは…お客様が買ってきたエボ、インプの点検をしていると、直さなければならない部分が山ほどあり…数百万かけないとまともな状態にならない…という車両を見たときです。現行のスイスポを購入して、サス、タイヤ、ホイールを交換して、LSDを組み込んだくらいの金額で購入してきたエボやインプがボロボロ…もちろん、「エボ、インプが好きなんです!」と言って、頑張って購入してきたお客様の気持は痛いほどわかるのですが…10年落ち以上、走行10万キロ以上の中古車はかなり痛んでいることが多いです。メンテナンスに相当な金額がかかることは覚悟してください。
また、これもよく書いていることですが、LSDを組み込むことでクルマは一気に面白くなります。あの、”遅さの代名詞“のようなエッセが、サスとLSDで爆発的に面白いクルマになるのです。もちろん、エボ、インプならば競技車両のフィーリングを味わえます。”LSDってよくわかんないし、高そうだからいいや…“ と考えてしまう方も多いと思いますが…ぜひとも久田に相談してください。LSDが入るとどうなるのか、どんなことができるようになるのか…じっくりとご説明差し上げます。
LSDといえば…先日S村様のGC8のスバル純正LSDのOHをさせていただきました。純正で機械式のLSDが入っているという、なかなか豪気なモデルでしたが…
この車両の純正機械式LSDは、中のプレート(クラッチ的なもの)がわざと効かないように組んであるのです。LSDのプレートは、外爪と、内爪のプレートが押し付けられ、クラッチのように食いつくことによって左右の駆動輪の回転差を減らすような構造になっています。ウェブや広告で見たことがあるかもしれませんが、OS技研さんのスーパーロックLSDは、このプレートの枚数がとても多く、強力にロックするということを売りにしています。まぁ、シングルのクラッチより、ツイン、ツインよりトリプルのクラッチのほうが滑りにくい…のと同じだと思ってください。クラッチもLSDも、基本的な作動原理は似たようなものです。
話をスバル純正に戻します。純正LSDのプレートの枚数は、片側わずか6枚。それも、外、外、外、内、外、内…という順番で組み込まれています。外爪と内爪でロックさせるのに、外が3枚並んでいたら…これは効かないわなぁ…まぁ、ノーマルの車両で、車庫入れの際にバキバキ音がしていたら速攻でクレームでしょうから、わざと効かない状態にしてあるのだと思います。
LSDのオーバーホールでは、当然プレートを新しいものに交換するのですが…S村様は、「純正LSDがもう駄目っぽかったら、社外のLSDにしたいです」とおっしゃってました。てことはアレだ…効かせちゃっていいってことですよね。プレートの交換ついでに、並びを外、内、外、内、外、内…に変更。これで倍近く効くようになると思います。OH前は、イニシャルトルクも1キロほどに低下していましたので、これは、純正の既定値の下限である9キロで組み直し。もっと上げることもできたのですが、プレートの組み換えで効きそのものは上がっていますので、効き始めるタイミングは少し控えめにしてみました。
納車後、S村様からラインを頂き、「以前と違ってびっくりしました! 作業お願いして良かったです」と、身に余るお言葉をいただきました。ありがたや…
LSDは、どう組むか…によって、その効果、性能、性格が大きく変わります。これからもお客様とじっくり相談をして、良い結果を出していきたいと考えております。これからLSDを組もうとお考えの方、そして、すでに組んであるけど、その効果に納得の行かない方。お気軽に久田に相談してください。あ…近々コロ松用のLSDを発注してしまおうと手ぐすねを引いてますが…彼の場合は希望を聞きません。すべて私が勝手にやります。仲良くなりすぎるとこういう事も起きるショップです。
さて、それでは、また次号で!
くどいようですが、アムクレイドのお申し込みはお早めに!!
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