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2022-0327号 車高調整式サスペンションのお話

 

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ボズレター2022-0327号 BOZZ LETTER Ver.2022-0327
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2022年03月27日号
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みなさん、こんばんは!

まんぼう、やっと開けましたね。夜の街にも徐々に活気が戻ってきそうな気はしますが…酒はキチガイ水とも言います。大声で騒ぐ輩が増えないとよいのですが…無理だろうなぁ。あちらを立てればこちらが立たないのはわかりますが、コロナの感染が心配です。

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◎車高調整式サスペンションのお話
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さて、このところ、メンテナンス系の話が多かったので…今回はガチでチューニングの話を書きます。それもチューニングの基本の基本、サスペンションの話です。

はじめに、ネットを見ていると時々みかけるコメントがあります。これは何度も書いたことですが、もう一度書かせてください。それは「ノーマルを乗りこなしてからでないと、サスペンションのチューニングなど無意味だ」というものです。んー、免許持ってない中学生が書いているのかなぁ…くらいに思います。そもそも“乗りこなす”という言葉の意味がまるっきりわかりませんが…
ノーマルサスペンションというものは、誰が乗っても乗りやすく、安全に、そしてクセが少ないセッティングになっていることが多いです。もちろん、これはこれで良いものなのですが…スポーツ走行にはあまり向いているとは言えないものなのです。その理由をこれから説明していきますが、その前に…これはこれで良いノーマルサス…とは、正常な状態のサスならば、という条件がつくのです。
久田の考えるところのサスペンション、特にダンパーの寿命は、おおむね4万キロ程度と考えます。もちろん使い方によってはさらに短くなります。25歳のバカ久田は、やっとの思いで買った某一流メーカーのAE86用ダンパーを、装着したその日の晩に一晩中峠を走って翌朝見たらオイルダダ漏れ…という悲しい経験があります。これはメーカーさんのせいではないです。まともな使い方してないんだもの…
さて、相当な距離を走って、その状態がまともかどうかもわからないノーマルダンパーで、乗りこなすもクソもないです。靴底が剥がれかかってパカパカしているスニーカーでサッカーするようなものですね。怪我するってば…
そこでサスペンションのリフレッシュとなるわけですが、調べてみるとわかりますが、純正ダンパーは思いの外高いです。さらに、ダンパーだけではなく、アッパーマウントなども同時交換するべきです。となると…かなり高価なリフレッシュになってしまうのですね。

そして、車高調整に関して説明しますが…車高調整式のサスペンションのメリットは、車高が下がることでも、サスが硬くなることでもなく、“セッティングの自由度が高まる” ということなのです。これは車両の構造や、購入しようとする車高調整式サスペンションキットの内容にもよるのですが…

車高の高さ。
キャンバー角の調整。
ダンパーの硬さの調整。
スプリングのプリロードの調整。

などを調整できる物が多いです。(いくつかはできないサス、車両もあります)
また、スプリングの硬さも、あとから交換できるというメリットもあります。

これらを調整しながら、自分の好み、および使用するタイヤやホイールに最もマッチした状態にセッティングできることが車高調整のメリットです。こういうことを言うと、意外に多くのお客様が「ええっ。そうなんですか!」とおっしゃいます。(特にスポーツ系のユーザー様は)
また、好むと好まざるとにかかわらず、純正装着タイヤよりもハイグリップなタイヤを装着したときも、純正サスではマッチングが悪くなってしまうこともあります。同様に、インチアップした場合、タイヤの幅を広くした場合、ホイールのインセットを変えてツライチに近づけようとした場合もサスのセッティングを変えていくことが望ましいと思います。まぁ、ツライチに近づけようとする人がノーマルサスというのも考えにくいですが…

では次に、どんな車高調整式サスペンションを買えばいいのか? となりますが…まず、名前の通ったメーカーさんのものから考えましょう。ひどく安いものは避けたほうがいいと思いますが…値段が高ければ良いだろうという考え方も危険です。とあるパーツメーカーの人間と話していたとき(メーカーじゃないな、輸入を生業としている、ほぼ個人商店。ウチと同じレベル)、サスキットにまつわる恐ろしい話を聞きました。
「別に10万以下でも売れるんですけどね、日本人って、高けりゃいいものだと思うじゃないですか。40万ちょい切るくらいで売ろうと思ってるんです」ってさぁ…もちろん、人それぞれですが、俺はこんな考え方の人間からモノは買いたくないなぁ…

ボズスピードにご来店のお客様には、まずHKS、トラスト、ブリッツのサスをオススメすることが多いです。他には、ジール、アラゴスタをオススメすることもあります。お客様の使い方、好み、使用するタイヤ、ホイール、エンジンチューニングの度合いなどを考え、相談させていただきながら決めていきます。久田がオススメするメーカーのサスは、性能的に優れているということももちろんですが、アフターサービスがきちんとしているということも重要な事柄のひとつです。定期的なオーバーホールやメンテナンスは必ず必要になりますからね。
さて…メーカーが決まれば、それを発注、取り付けとなるわけですが、ここで欠かすことができないのはアライメントの調整です。簡単に言ってしまえばタイヤの取付角度ですね。このアライメントをどう調整するかで車両の性格は大きく変わります。ステアリングレスポンスをクイックにすることも、直進安定性を高めることも自在にできるのです。しかし、同時に、極端なアライメントの車両は乗りづらかったり、挙動が不安定だったり、タイヤの摩耗が酷かったりすることもあるのです。そこで、まずタイヤに負担をかけない常識的なセッティングを行い、それで満足できないお客様とは、じっくり相談した上でセッティングを変更していきます。

サスのセッティングには正解というものはありません。そのお客様の好みに合うか。ドライビングのスタイルに合うか…という話になるのです。また、ドライビングのスタイルも何も、先月免許取ったばっかりです! というお客様でももちろんOK。その場合には、どんな運転を心がければよいのか。安全に走るためにはどうしたらいいのか。運転を学ぶには、どこに行って何をすればいいのか…までをアドバイスさせていただきます。

40年前の久田は、やる気だけは腐るほどあれど、どこで何をすればいいのかもわからない。でも運転がうまくなりたい。速く走りたい…というどこにでもいる小僧でした。手探り状態で真実を追い求め、40年後の今は、少しだけは人様にお伝えできることも学んだと思います。それをお客様に伝えること。これが久田の仕事です。

さて、まだまだ書きたいことはありますが、すでに普段よりだいぶ多く書いてしまいました。続きは次号で…“具体的に、どう車高調整を活かすのか” というテーマでお話させていただこうと思います。

ウクライナの蛮行が早く終わりますように。
コロナが早く収まりますように。
お客様が安全なドライブを楽しめますように。
K出君が、鈑金終わったばかりのスープラを潰しませんように。

それではまた次号で!


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