DEMO CAR DIARY Spec-C
オートサロンも終わり、やっとひと段落しました。年末ギリギリで納車されたBOZZSPEEDの次期戦闘マシンは、ナンバーがやっとついたばかり。それも名義変更もしないままで今年も一ヶ月が過ぎようとしていました。そろそろノーマルテストをしなければと思っていると社長より“24時間でどこまで早くなるか取材”をやるという話がありました。
早速、YVの担当者と打ち合わせをし、2月4日に初走行を行うことになり、これでとりあえず一安心。
さてさて、テスト当日はいつもお世話になっているアミューズさんの走行会です。正直に何秒でるかわからないので、ベストタイムの申告には悩みました。結局、5秒前後で出しました。さて、走行開始です。ノーマルベストタイムは、1分5秒20でした。とりあえずこれで取材は終了。さらに前のデモカーに装着していたHKSの車高調を取り付けとアライメント、中古だがSタイヤを装着してとりあえずテスト走行してみると、4秒621とポンとタイム更新しました。やはり新型はすごいのかもという気持ちで今回のテストは終了。しかし数々の課題ができたのは言うまでもないでしょう。
そして24時間取材の作業を開始。フロントデフ、リヤデフ、など(作業内容はYV4月号読んでください)短時間でできる作業は全部やりました。そして2月26日スポーツ走行枠において取材およびテストを開始。この時のベストタイムは、3秒05でした。イマイチ納得のいかない結果でしたが、まだ始まったばかりなので、コメントは控えさせて頂きます。 2月28日レブスピードさんの誘いでまた筑波。今回は、かなり気合入れていこう言うことで、ブッシュのピロ化を実施、さらにフロントに5ミリのスペーサーを入れて持ってきました。Drはターザン山田氏です。タイムは2秒37と上々のタイム、車両評価もまずまずでした(詳しくは、レブスピード5月号で山田さんのインプレは読めます)。
とりあえず本格的にテストを開始。4月6日のハイパーミーティングに向けて各仕様変更を施しました。前後のスプリングレートの変更、ブーストの安定化、リアデフの仕様変更、車高調の減衰変更とすこしづつバランスを煮詰めていきます。仕様変更も一段落していざサーキットへと思ったら、大雨です。しかしせっかく行ったのだからと、小泉氏と社長にに無理を言って走ってもらいました。(あの時は本当に無理を言って申し訳ございませんでした)
その日はウエットセッティングをある程度施したので参考タイム程度でした。
そして本番当日、到着してから一時間後くらいに車を動かそうと思ったら、おおかぶりしてしまい、なんかいやな感じ今までこんなことことなかったのにと密かに思っていました。
今回は斎藤師匠に乗ってもらいました。結果は3秒085でした。新型インプレッサで最速は取れませんでした。かなり悔しかったですねえ・・・前回のテストが晴れていれば何てことも思ったりして、しかしこれぐらいでめげていたら速い車は作れませんね。反省すべき点をしっかりと反省をして更なるタイムアップをめざし、煮詰めていきたいと思います。 4月11日カートップEVOさん取材で茂原サーキットへ行きました。今回は小さいサーキットということもあり、リアデフのイニシャルを変更してみました。Drは玉本氏と菊地氏でした。取材のコメントは玉本氏でした。(コメントの内容は、カートップEVO6月号見てください)
さらに現状チェックのため4月16日スポーツ走行に行ってきました。今回はうちの開発Drである小泉氏のチェックを含めて、現在の仕様での本格的なセッティングの煮詰めがテストの趣旨でした。各所の弱点と今後の方向性はある程度は見えましたが、季節的にもこれから本格的なテストは難しくなっていく為、ブーストアップでの0秒台は秋までお預けになりそうです。今後は更なる足の煮詰めとデフの仕様決めともう少し煮詰めた状態で皆さんの前に出れると思いますので期待して待っていてください。またもちろん、このインプレッサを使用して数々の新製品も製作していきます。待望の軽量サブフレーム2もやっと市販にこぎつけました。今までのサブフレーム以上の効果を発揮する逸品です。さらに、某ホイルメーカーとのタイアップによるかっこよくて静か~~なマフラーも開発中です。車検はもちろん怖い検問も・・・これならOKです! も少しお待ちくださいね。