005-ご無沙汰!ようやく足のレポートが出来ます!
スタビリンクがZC31と、32で異なるのです。長いほうが32用。
このスタビリンクが正しい長さではなく、今まで花子(仮名)の
サスペンションのレポートが出来なかったのです。ここからはどんどん行くよー!
最近、Z34ターボやBRZ、さらには新顔のエッセの原稿ばかり書きやがって、花子(仮名)の事なんか全然忘れてんだろっ! という声が出る前に原稿書かなきゃ! と思っていたのですが…書けない理由があったのですよ…ごめんなさいね。
さてさて、書けなかった理由なのですが、これは全部久田のワガママから発生したものだったのですね。花子(仮名)のサスペンションは、トラスト様のパフォーマンスダンパーが使用されているのですが…まだ、製品化されていないうちに、「今すぐ欲しいの、今じゃなきゃヤダヤダヤダ」と久田が駄々をこねたわけです。例のヤクザ風味のH塚さんだけでなく、はみ出し営業W部さんにも駄々をこねまくりました。その結果、まだ、スタビリンクが出来てない状態で無理やり車高調整を手に入れたのですねえ~
まぁ、そこまで駄々をこねた理由は、不完全な状態でもチェックできることはある。少しでも早くセッティングを開始したいという少し崇高な理由と、“ノーマル車高はヤダ…”というかなりテメー勝手な理由があったのですが…さすがに、不完全な状態でのレポートは出来ません。これがこのページがなかなかアップロードされなかった理由なのです。
ともあれ、スタビリンクも無事に届き、装着も終わりました。花子(仮名)のサスペンションに関して、やっと皆様にレポートできる状態になりました。
さて、そのフィーリングですが、比較的緩いコーナーでのフィーリングは抜群に良いです。比較的緩い…じゃわかりにくいですね。MTの車両で言うと、3速以上のコーナーと言ったらある程度イメージしていただけますでしょうか。17インチのRE11の威力も相まって、もうね、気持ち悪いくらい速いです。31に比べると、かなりフロントタイヤ依存の傾向が弱まったようで、感覚的にも気持ちいいですね。フロントタイヤのグリップで曲がっていく印象のある31に対して、32は4本のタイヤが均等に仕事をしている印象があります。中速以上のコーナリングの速度を見たら、エボやインプにも劣らないでしょう。
ただ…低速コーナーになると、弱点がモロに出てきます。これは購入時からある程度予測していただことですが…LSDが組めないCVT(現時点では!)の宿命のようなものかもしれません。いや、かも知れないじゃない。自動車雑誌に書いてるわけじゃないんだよな…自分自身の会社のウェブだし…言い切っちまおう。LSDの無い2輪駆動車でのスポーツ走行はきついです。出来ないわけじゃない。でも、ストレス溜まります。仮に、パイロン1本を置いた360度フルターンをするとします。車両は同じFFのMT。片方はLSD装着車、もう片方はLSDなし。これはね…99%LSD装着車が勝ちます。サスやらブレーキやら、いろいろな要素が絡みますが…それらのセッティングが同じなら、ほぼ間違いなくLSD付きの勝ちです。
では、なんでLSDが組めないCVTを購入したのか…それはね、CVTでスポーツ走行がしたい人もいるだろう。仮にMTでも、何らかの事情でLSDが組めない人もいるだろう…ならば、その手伝いをしてみっか! という気持ちが原点なんですね。さ、て、と。LSDが装着できないからパフォーマンス出せません。はい、おしまい! …じゃ根性ないよなぁ…そこをなんとかするのが男ってもんよ!
次回は、LSDがないと、どこが不利なのか? その不利を低減するにはどうしたらいいのか? これを考え、実践してみたいと思います。それではまた次回!!