2014-0202号 クーラント、きちんと交換していますか?/もしもハンドリングで悩んでいたら…
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「ボズレター2014-0202号 BOZZ LETTER Ver.2014-0202
発行日:2014.02.02.
ボズレター2014-0202
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2014年02月02日号
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皆さん、こんにちは!
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┃目次
┃◎クーラント、きちんと交換していますか?
┃◎もしもハンドリングで悩んでいたら…
┃◎編集後記
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HKSのプレミアムディも無事に終わりました。
応援に来てくださった方々、
本当にどうもありがとうございます。
実は…あの日、1本めに
ひどいオーバーステアに悩まされ…
アンダー方向にセッティングしたはずなのに、
何故か大オーバー。
鈴木選手のテクニックを持ってしてもコントロール不可…
という状況に陥っていたのです。
タイムも当然まともにはでません。
1本め…ほぼビリでしたね。
さぁ、そこからセッティングです。
2本目、タイヤの圧とダンパーをいじりながら走り、
これでダメなら、リアスタビ外せ!!
というところまで来て、
なんとかまともに走るようになってくれました。
タイム的には、
N1のレースカーには負けてしまいましたが、
なんとかNAでは一番時計。
ホッとした次第です。
次回は、ハイパミですね。
頑張ります…
今回もヌカベさんと共同でブース出します。
よろしくお願いします~
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◎クーラント、きちんと交換していますか?
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さてさて、今回のお題ですが…
まず軽くクーラントに関してお話しましょう。
昨年の夏にもクーラントの話は書いたのですが、
このところ、あまりに長期にわたって
交換していない人が連続したもので…
もう一度書かせてくださいね。
このクーラントですが、
別にパワーに影響があるわけでなし、
入ってりゃいいやぁ…的な考えを
持っている人が多くありませんか?
5年も交換していないとか…
知りませんよぉ、後で高くついても。
クーラントをずっと交換しないでいると、
サーモスタットの固着や、
ラジエターのサビ、
ウォーターライン全般の詰まりなどが
発生する危険性があります。
その結果、エンジンをオーバーヒートさせてブロー…
という最悪の結果になることも多いのです。
クーラントは必ず定期的に交換してください。
出来たら2年。最悪でも4年に1回は交換したいところですね。
え? 車両を購入してから1度も換えてない??
そんな、こっちが怖くなるようなことを言わないでくださいね。
うちで車検をとっている方々は大丈夫だと思うのですが…
そして交換するクーラントですが、
最近ではスポーツクーラントと呼ばれるものが
数多く発売されています。
スタンダードなクーラントよりも、
効率よくエンジンを冷却してくれる
ということで人気の商品ですが…
そのなかで、PG系と呼ばれるものがあります。
このPG系、性能的には申し分ないのですが…
原液使用が前提なのですね。
ということは、冷却水漏れが発生した場合、
水道水を入れて何とか帰ってきたあと…
クーラント全交換です。
かなりの出費になりますので、
そこはお忘れなく。
ボズスピードでオススメするトタルの
オートスープラは希釈タイプですから、
そんな時も出費を抑えられます。
どちらがいいかよく考えてくださいね。
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◎もしもハンドリングで悩んでいたら…
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はい、もうひとつのネタです。
冒頭に、HKSプレミアムディの話を軽くしましたが、
その中でリアスタビを外す…
という話が出てきましたね。
強化することすらあれ、
せっかくの機能パーツを外すのか!!
と思った方も多いのではないでしょうか?
実はこれは何も不思議なことではなくて、
スタビを弱くする、外す…ということも
モータースポーツの世界では普通に行われることなのです。
代表的なところでは、
ラリー車のスプリングを走破性を求めて、
どんどん強化していった場合、
そのままではロール剛性が上がり過ぎる
ということでスタビライザーを外すという手段は常套です。
前回、外す勇気を持ちましょう…
という話を書きましたが、
それに通じるものがありますね。
ちなみに今回のイベントでは、
オーバーステアの対策として
フロントのスタビライザーを強化して臨みました。
しかし、現実には、
何らかのファクター(現在検証中です)によって、
オーバーステアが更に強くなった…
もしくは、滑り出しがあまりにも唐突になった
という問題が発生してしまいました。
その対策として、
ダンパーの減衰力をいじって対応したのですが、
久田が最後の手段として考えていたのが
リアスタビを外すことです。
とても乱暴な説明になってしまいますが、
フロントスタビを強くすればリアが食いつきアンダーステアになり、
リアスタビを強くすればフロントが食いついてオーバー傾向になる…
と考えてよいです。
現場でリアスタビを外して、
強引にアンダーステアに持って行こうとしたのですが、
さすがにそこまでは不要だったようです。
しかしまぁ、
色々な引き出しがあることは悪いことではありません。
路面コンディションや、
いろいろな要素によってハンドリングが望んだものにならない時に、
短時間で行えるセッティングの技を持っておくのも
チューナーとして腕の見せどころだと思っています。
もちろん、かなり乱暴な方法ですし、
あまり薦められることではありません。
しかし、あの場合は3分で出来る事…
というのが大事だっったのですね。
皆さんもハンドリングに悩んだ時は、
ぜひとも久田に相談してください。
必ずしも正解をお伝えできるとは限りませんが、
正解に辿り着くまで、一緒に悩むことは出来ますし、
上記のように現場で無理やり…
というテクニックもあります。
まぁ、このようなセッティングで
車がどう変わるかを楽しむことが、
面白いところなのですね。
ぜひとも、これからも一緒に悩んでいきましょう!!
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◎編集後記
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はい、今回は珍しくネタを2つにしました。
だって、クーラントトラブル多すぎなんだもん…
いくら冬だからといって、
クーリングを無視はダメですよ。
たちまちエンジンブローに繋がります。
また、スタビは強化すればそれでいいと思っているあなた。
場合によっては外すこともある…と、覚えておいてくださいね。
さーーーーて、これからGDBのセッティングの煮詰めです。
そろそろ道空いたかなぁ…
早く仕上げなきゃ。
頑張ってきます~
あ、今回のキーワードですね。
“ハイパミ行きます!”
にしましょう^^
例によって、リキモリオイル10%オフです~
それではまた次号で!!
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