2021-1205号 あの時こうしておけばよかったのだ…のお話
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2021年12月05日号
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みなさん、こんばんは!
コロナが少し収まったと思ったら、今度はオミクロン株…どこまで続くのでしょうね。
早速日本でもオミクロン株の感染者がみつかりましたが…結果、鎖国に近い状態に舵をとった政府の考え方はある意味正しいと思いますが、同時に海外にいる日本人が帰国できない問題をどうするのだ? という声も理解できます。どちらが正しいのかは、今は誰にもわからないような気がします。だから、あの時こうしておけばよかったのだ、なんてセリフは誰でも言えるのですから…
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◎あの時こうしておけばよかったのだ…のお話
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さて、だからあの時こうしておけばよかったのだ…といえば、オイルの油量チェック。オイル交換をしてしばらくしたら、時々チェックしてくださいね。
先日、久しぶりにいらっしゃったお客様のオイル交換をしようとドレンボルトを緩めたら…オイル出てきません…100~200ccくらい、コールタールのような液体が出てきただけ…前回のオイル交換から期間的に約1年。距離的には約1万キロとのこと。ここまでオイルが少なければ、油圧ランプが点きそうなものですが…壊れているのか、ランプのバルブを抜かれているのか、点灯はしていなかったということです。
当然、エンジンはもうだめです。オイル交換の前に「ミッションから音が出ている」ということで試乗に行ったのですが、そのときは音は出ず。おそらくメタルベアリングが逝ってしまった音なのでしょう。1年、1万キロの間にオイルの量のチェックをしておけば、こんな事にならなかったと思うのですが…
実は、この手のトラブルは初めてではありません。以前にも、タービンのオイルシールが完全に逝ってしまった車両があり、このままでは壊れます、とお伝えしたのですが…「とりあえず乗って帰る」とおっしゃって帰り…半年後にエンジン、タービンのダブルブローで入庫しました。修理代が恐ろしいことになったのは想像のとおりです。
油量のチェックのためにボンネットを開ければ、クーラントやガソリンの匂いにも気づくはずです。早めにトラブルを発見できれば、大事にならないことも多いのです。もし、“エンジンオイルなんか触りたくねー” とお考えならば、久田のところに持ってきてください。オイル量のチェック、簡単に出来るエンジンルームの目視点検ならば、5分もあれば終わります。もちろん、費用などかかりません。あ、ちょっと皮肉っぽい文章書いてしまった…“エンジンオイル触りたくないわけじゃないけど、久田に見せたほうが安心だ” と考えてくださる方ももちろん歓迎ですからね!! あの時こうしておけばよかったのだ…とならないように、かんたんなチェックはマメにしてください。
先週は、色々バタバタしてましたが…GDAのK持さんのカムカバーのパッキン交換。この作業は作業の効率を上げるためと、確実性の向上のためにエンジンを少し持ち上げて作業することが多いのですが…(余談ですが、走る人柱、N間さんのパッキン交換の際、持ち上げないでやって久田はミスしました…当然、やり直し。苦い経験です。急がば回れですね)
どうせエンジン持ち上げるなら、工賃安く出来ますのでエンジンマウント類も替えてしまいましょうと、アルファベット3文字の某メーカー系チューナー製の強化マウントに交換させていただきました。そのメーカーのサイトに行くとわかるのですが、このマウント、メッチャクチャに安いです。純正新品より安いんじゃねえの? と思うくらい安いです。もちろん、エンジンマウントだけの交換も喜んで承りますので、遠慮なくおっしゃってください。多分、価格に驚きますよ? 強化マウントのため、少し乗り心地や振動の点で純正品よりも不利にはなりますが、そのぶんスポーティな使い方をするならば良いこともたくさん。うちのお客様なら、むしろ強化一択でしょうね。スバルの場合、エンジンマウントを交換するなら、ミッションマウント、ピッチングストッパーも同時交換することがおすすめです。ちなみに、この4点セットで部品代は2万円いかないはず…お手頃でしょう?
今、後ろ側のリフトにはCP9Aが乗っています。原因不明のトラブルの原因がわかり、その対策をしているところなのですが…装着されているエアクリーナーのメーカーがもう無い…当然ものは買えない…さぁ、困った。サクション系をごっそりHKSさんとかに交換してしまえばなんの問題もないのですが、コストがかかるし、立派なカーボン製のエアクリーナーボックスが無駄になってしまう…さぁ、どうする?? と悩んだ挙げ句、“なんかブリッツ製がそのまま付くんじゃね?” と思いつきました。
オーナーのA藤さんには、「ブリッツが着きそうなのですが、現物で合わせてみないと結果はわからないです。つかなかったら最悪久田が引き取りますので、とりあえず発注しちゃいますね!」とオーダー。結果は…なんとドンピシャ! てか、最初についてたエアクリは、ボックスを半分解しないと取り出せなかったのに、ブリッツ製はそのまま入るじゃん!!
A藤さんに”ブリッツ偉い!“ と装着後の写真を送ったらとても喜んでくださいました。よかったよかった…って…このクルマ。いろいろとトラブル抱えていることが判明…この際だから出来るところはみんな直しちゃいます。
カムカバーのパッキンから盛大にオイル漏れ。ドラシャのブーツからグリス漏れ。ステアリングギアボックスのブーツは完全に切れてギアボックスの中身見えるし…オイルクーラーのホースからオイル漏れ…うーん、やりがいあるわぁ…A藤さんと現車を見ながらよく相談し、リフレッシュの第一段階に取り掛かることになりました。娘さんが大好きだというCP。おじちゃんが直すからねっ! (おじいちゃんだろとか言ったら工賃倍付け)
今週は、”久田がやりたいキャンペーン“ の発注を頂いたY塚さんのCTのタービン交換、その他が予定に入ってます。エボのタービン交換、楽しいんだよねえ…エキゾースト系のボルトさえ折れなきゃな!! 楽しみながら、きっちりと作業したいと思います。HKSさんのキャンペーン。車高調のキャンペーン。久田がやりたいキャンペーンもまだまだ継続中です。お気軽にお問い合わせくださいね!
今回はね…N山に怒られる記事を書こうと思ったのですが…病み上がりのN山を激昂させるのも忍びなく…ほんのちょっとだけ匂わすくらいにしておきます。
いつもいつも、自動車関係のネット記事を読み。ブチ切れ気味の久田ですが、N山からは「余計な喧嘩を売るな!!」 ときつく言われています。でもさ、あまりにも適当な文章多すぎないですか? FFらしからぬハンドリング(じゃあ、FFらしいハンドリングってなんだよ)とか、FRだからアクセルで向きが変わる(そりゃクルマによるけど、LSD入ってなきゃ普通変わんねーよ)とか、重量配分がいいとか悪いとか…クルマの重量配分って50:50がいいの? 50:50だと何が起こるの? 50:50のクルマに乗ったことあるの? ちなみにあるなら、その車両の重量物の配分はどうなってた? F1の前後の重量配分ってどのくらいなの?? ダブルウイッシュボーンはストラットよりいいの? なんで?? 言ってみいやこらぁ!! と書けばきりがない…自動車雑誌の発売日を心待ちにしていた小学生の久田は、書いてあることはみんな事実だと思って信じていたのですけどね…でも、あの頃の雑誌はきちんとしてたと思うんだよなぁ…ま、このくらいにしておきます。続きが聞きたい方はボズスピードにどうぞ。
さて、今日曜日の10時30分。早出してメルマガ書いた!! これから着替えて開店準備です! 今日も安全に気をつけて頑張ります! みなさんもコロナにも、運転にも気をつけてくださいね! それではまた次号で! (久々の3000文字オーバーなのは、N山にネット記事への文句にダメ出し食らって、削除されても大丈夫なようにです…うひ)
あ、追伸です。
メルマガの文字化けが報告されています。文字化けしちゃった方は、お使いの環境(PCか、スマホか、メーラーはなにか、などなど)を添えて久田までメールください。よろしくお願いします。
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