2021-0704号 ケチってるわけじゃないのよゴムバルブのお話/手軽にできるオイル漏れ点検のお話/やっぱり欲しいA/F計のお話
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2021年07月04日号
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皆さん、こんばんは!
今年はカラ梅雨かなぁ…なんて思っていたら、一気に来てますね。災害も各地で起きていると聞きます。これ以上悲惨な災害が起きないことを祈ると同時に、不幸にもなくなってしまった方のご冥福をお祈りします。
クルマ屋にとっても、雨はなかなか厳しい状況です。何よりも試運転が危険…ゆっくり走ってもできることならまだいいのですが、エンジンの調子を見るとか、サスのフィーリングチェックなどは相当厳しいです。とにかく、何よりも安全を最優先して作業、チェックをしていきたいと思います。お客様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承ください。
さて、あいも変わらず、テレビを見ながらイライラする事が多いです。特に今は、コロナ、ワクチン、オリンピックなどなど、明確な正解がみえない事柄が多いことにプラスして、某国の、某党結党100周年記念などが絡んできて、余計にイライラ…
なんで久田がこれほど苛つくのかといえば、テレビに出演している“知識人”の方々のコメントが原因だと思います。何度も書いたことですが、とにかく質問に答えない。いつの間にか違う話、それも”こんな事を考えてる俺すげえ“的な話に終止する方が多いです。なんでこんな人間を使うんだろう…
思うのですが、時事問題を扱う番組を観るときは、録画で観ると良いですね。司会者が何を質問して、そしてその知識人とやらが何を答えたのかをリプレイしてみると良いかもしれません。シンプルな質問なのに、それには全く答えていないで、持論のブチアゲに変わる人のなんと多いことか…って、チコちゃんくらい厳しく突っ込んでくれるといいのですけどね、司会者さんも! 司会者といえば、久田の大好きなプライムニュースのキャスターである反町理さんが、本年7月1日をもって取締役に就任されたとか。おめでとうございます。これからもさらに激しい切込みを期待しております。
よし、今回は比較的前文がコンパクトに収まったかも!って、800文字…原稿用紙2枚分もブーブー言ってたわけだ…読者の皆様ごめんなさい。
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◎ケチってるわけじゃないのよゴムバルブのお話
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今回のクルマのネタは…まずはホイールのバルブに関してです。
新品ホイールのときはさすがにやりませんが…タイヤの組み換えのとき、ボズではエアバルブは新品に交換することが多いです。せっかく新品タイヤ組んだのに、バルブから漏れた…なんて事になったら残念すぎますので。そのときに組むバルブですが、ゴムのバルブを使うことが多いです。これ…「久田の野郎、ホイールメーカー純正ならピカピカでかっこいいのにケチって地味クソいゴムバルブ使いやがったな…」とか思わないでくださいっ! ゴムバルブを使うのには理由があるのです。
サーキットを走るユーザー様の場合、軽いコースアウトとかはよくある話です。エビスのレストランでカツカレー食べながら外を見ていたら、例の”走る人柱“ N間さんが、バックで土の壁を登っていくところを見ちゃったりして…
こんなときに、スチールバルブですと折れて一気にエアが抜けてしまうことがあるのです。その点、ゴムならば柔軟性がありますので、折れることはまずありません。という理由でゴムバルブを使うのです。決してケチっているわけではありませんので…
また、ゴムバルブも基本的には毎回交換してます。よほど交換サイクルの短い方は別ですけどね。
ということで、ボズ以外でタイヤを組もうとしているお客様。ぜひとも、バルブはゴムを指定してください。見た目はあまりよろしくありませんが、絶対におすすめですよ?
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◎手軽にできるオイル漏れ点検のお話
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次のお話は…お客様には日常的な点検を強く推奨しておりますが…なかなか毎日というのは難しいところですね。そこで…自分が普段停めている駐車場の地面をチェックするということをオススメします。駐車場に帰ってきたときに、停める前にちょっとクルマを降りて、普段自分の停めているスペースをぱっと見ておきましょう。オイル漏れがある場合、そこに染みができていることがあります。もし染みがあったら…速攻ボズで点検ですね。まぁ、アンダーカバーの中がベチャベチャで、外には漏れていないこともありますので、完璧なチェックではありませんが…1分でできるチェックとしては手軽で良いと思います。その時の染みの出来た位置なども久田に教えていただけるとさらに良いですね。
また、ブレーキフルード系の漏れの場合は、ホイールのスポークの奥側の平らな部分をざっと見ると良いでしょう。晴れている日にこの部分をチェックしてみてください。濡れている場合は、指で軽く触ってみて、そのぬるぬるした指を水で洗ってみます。石鹸は使ってはだめ。水だけ。で、ぬるぬるが取れてしまった場合はフルード、取れなかった場合はオイルの可能性があります。オイルがその部分につくなら、ダンパーあたりからの漏れが考えられます。リジットアクスルなら、デフオイルかも。フルードの場合は、ボンネットを開けて、ブレーキフルードの残量をチェックして、十分にあるようなら、ゆっくり走ってボズまで来てください。明らかに少ないようならレッカー呼んだほうがいいかもです。でも、リザーブタンクが空に近くなるほど漏っているなら、ホイールはもうビシャビシャになっているでしょうね。ともあれ、危険な徴候です。すぐに電話してくださいね。
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◎やっぱり欲しいA/F計のお話
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最後は…A/F計のお話です。このメルマガでは何度も話しましたが…やっぱり欲しいです。特にターボカーの場合は、燃調が狂って一気にエンジンブローということも普通にあることなのです。セッティング云々はもちろんですが…燃料ポンプの故障。インジェクターのトラブル。レギュレーター不調。燃料パイプのトラブルなど…たくさんの原因でA/Fが狂うことが考えられます。そして、そのトラブルが、露骨にエンジンが不調になるようなトラブルならまだいいのですが(良くないけど)、オーナーが気づかないようなレベルで薄くなっていたりすると…そのまま踏んでしまってエンジンブロー…ということにもなりかねません。
そんなときにA/F計があれば、「あれ? なんか今日おかしい」とすぐに気づくことができるのです。昔は100万円もしたものですが、今では3万を切る金額で買えるものもあります。とくにフロントパイプやキャタライザーを交換するときに取り付ければ工賃もぐっと下げられます。ぜひとも考えてみてくださいね。
今日も嵐のような一日でしたが…やっと終りが見えました。何人のお客様がいらっしゃったのだろう…ありがたいことです。これからも、体調に気をつけて、お客様の車両を丁寧にメンテナンスさせていただきたいと思います。皆さんもコロナにも、事故にも、くれぐれも気をつけてくださいね!
あ! それとアムクレイド走行会、まだ若干の空きがあります。参加希望の方は、すぐに久田に電話、ライン、メールよろしくお願いします!
次号は、“キャスター調整ができるようになってきた、ところでキャスターって何?” ”ラジエターも消耗品、交換ついでに簡単に水温計を“ そして”スバル車のぐにゃぐにゃシフト、その原因と対策“ の3つをお送りする予定です。
それではまた次号で!
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